空間デザイナーの仕事というのは、空間を作ることなのです。無から有は作り出す事は出来ませんが、新たな空間を作りなおしてお客様に提供するのです。
決められた空間の使い方をアドバイスしたり、棚などの物の配置をかえたりしていかに広く有意義に使えるかを提案するのです。
空間デザイナーは建築家のそれと似ている部分はありますが、それにプラスして想像力が必要となってくるのです。
芸能関係の人々や、自分の住まいに人一倍のこだわりを持っている人などです。中には自営業をしていて他の店とは違う感じで店内を表現させたいという人が利用される場合が多く有ります。そういう方が集まる場所へ主に発信しています。
作業に入る場合は複数名が必要になります。大体の人数は4.5人程度です。それでも作業現場の大きさによります。
子どもの頃から自分の部屋をもっと大きく、もっと広くしたいと思っていました。成長していく過程でそれが無理なことは分かっていました。自分と同じように考えている人はもっといると思う。空間の使い方によって無理ではないんだよ。って、教えたくてこの仕事を覚えました。
創造力がこの仕事には欠かせないものなのですが、それはが著しく低下する時があります。そうなっても別の部分から創造することは出来るのですが、それが全く出来ない時があります。そういう時はさすがにこの仕事の辛さでもあり、乗り越えた先に待つ「やりがい」を感じれるものだと思います。