デザイナー求人@DEEPでは、パタンナー:崎山ちかげさんに密着し、デザインというお仕事のやりがいについて取材いたしました。
デザイナーさんの描いたデザイン画を元に、型紙を作るお仕事です。デザイナーさんは複数名おられますので、その方によって作品はさまざまで、レディスもメンズもキッズもすべて制作しています。
ターゲットがファミリーですので、下は5歳位から上はおいくつでも。そんな感じです。
作業自体はデザイナーさんと一対一のお仕事です。もちろん、担当の服が完成するためにはたくさんの方の手を必要とするのですが、私の担当するパタンナーという部分においては個人作業と言えますね。
もともとファッションに興味があったのですが、デザインするよりも作ることが好きで、パタンナーという職種があると知った時からは、もうその道一本に決め、学び、技術を磨きました。
壁は自分自身です。デザイナーさんがせっかく面白いデザインを描いてきてくれているのに、それを上手に活かせない時には、本当にはがゆく、何日も作っては辞め作っては辞めの繰り返しとなることがあります。それをいかにして乗り越えるか、それが壁なのかもしれません。
パタンナーの技術は、一度身につけると一生使える技術となります。簡単な作業においては、デザイナーさんがパタンナーを兼ねる場合もあるのですが、複雑になればなるほどパタンナーが必要となり、お声がかかりますので、その時が一番嬉しい瞬間ですね。優秀であれば決して職に困るようなことのない仕事です。
パタンナーは表舞台に立つことのない仕事です。裏方さんですし、地味でコツコツとした仕事です。一人前になるにも時間がかかります。ひらめきやアイディアよりも、蓄積された技術がモノを言う作業ですので。でも言い換えれば、年を重ねることが武器になる珍しい仕事でもあります。一生使える技術、ぜひ手に入れ、がんばってください。