へらは、へら台と一緒に使用するツールです。簡易版のアイロンのようなもの、と思っていれば間違いはありません。アイロンのような強い型はつきませんが、その時だけ……といった時に重宝します。
へら台に布をのせ、へらでしごくことで型がつきます。いつまでも残るような型ではありません。
手芸店であれば、どこででも販売されているかと思います。ソーイングセットの中にあることも。
牛骨製であれば400円程度、プラスチック製であれば200円程度ですね。
着物地は、とても長いです。裁断も型つけも、縫製も、長い直線の作業となりますので、専用の品物はやはり必需品ですね。他の物で代用……というのは、なかなか難しいように思います。
私は、最初プラスチックを使用していましたが、牛骨の使い心地にほれ込み、買い替えました!
和裁学校を開校しています。自宅教室ながら、数多くの生徒さんを抱え、がんばってています。
店長より挨拶:へらは、ちょっとしたツールですし、お値段もお安いものなのですが、これが有ると無いでは、作業は大違い!本当に必需品と言えるものです。また、プラスチック製と牛骨製の違いなのですが、これは好みに大きく左右されるようですね。値段の違いは倍ほども変わりますが、安くても、プラスチックが使い良いと愛用されているプロの和裁デザイナーも多いです。へらについては、以前、デザイナー求人@DEEPで記事を書かせてもらいましたので、そちらを参考にしてみて下さい。